病院の待合室。洒落た感じで作ってあります。
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コラム
妊娠:妊娠したら
「妊娠したかな?」
と思ったら、まずは妊娠判断キット(Pregnancy Test Kit)を購入し、自分で検査してみましょう。この妊娠判断キットは2セットで$20程度です。このテストは妊娠反応に対してとても精度が高い(もし妊娠反応が出たとすると、妊娠の確立が98%前後)のですが、もし反対に妊娠反応がネガティブであっても妊娠している可能性あり、という性質があります。なのでテスト結果が×であっても、妊娠している可能性がゼロではないことも覚えておいて下さい。
そこでまず、アメリカで未だ一度も医者にかかったことのない方は、なるべく早いうちに家庭医(Family Doctor/Practitioner)を見つけ、決めておきましょう。
家庭医はほとんどの場合、個人もしくは小人数で病院を経営しており、子供から年寄りまでの一般的な病気を対照としています。またあなたに専門医の治療が必要と判断されれば、紹介状(Referral)を書いてくださいます。
例えは妙ですが、「病気の交通整理」もしくは「中継点」のようなお医者さんですね。
この家庭医は日本で言うところの内科小児科に近い存在ですが、交通事故等の緊急な場合を除けば、癌でも風邪でも結膜炎でも、まずは家庭医の診察から始まります。実際この家庭医からの紹介状がないと、専門医や大学病院などでは診察してもらえないのです。
最初あなたのまわりで家庭医を探すのは苦労するかもしれません。条件としては家から通える範囲であることはもちろん、自分が加入している保険がきく医師であることです。どの医者にかかっても保険が利くプラン(PPO)もありますが、通常はHMOの保険に加入し、そのネットワークに入っている医者に診ていただく方が安くてすみます。このネットワークに入っている医者は、保険会社に依頼すれば医師のリストを送ってくれますが、現在ではインターネット上でも簡単に調べることが出来ます。
出産や病気になってからでは大変ですから、何もないうちに最低でも自分の家庭医としたお医者さんに目をつけておきましょう。家族の誰かが家庭医にかかっていれると、他の家族も同じ先生に診てもらうことができます。
妊娠した場合は、保険会社によって紹介状がないと産婦人科に行けないパターンと、紹介状なしに産婦人科に行けるパターンがあります。紹介状が必要であるかどうかは自分が加入する保険会社に聞いてみるのが一番よいかと思いますが、通常は病院の受付の人でも知っているはずです。
家庭医の紹介状(Referral)が必要なパターン:
最初家庭医に連絡をし、妊娠の可能性があることを伝えましょう。その医院で妊娠反応をみる為の血液検査をしてもらう場合、その時点で予約を取ります。もし医師が指定する検査所へ行くよう言われたら、家庭医の受付で検査依頼書(Lab Slip)を頂いてから指定の検査所に行きます。
検査結果は院内であればその場で、検査所であれば通常翌日に分ります。検査結果が「妊娠」であった場合、産科医に予約をとりましょう。家庭医が産科医に紹介状を書いてくれるはずです。
家庭医の紹介状がいらず、直接産科に行けるパターン:
産科医に関してはとりわけ大切なことは、自宅から近いところにあるか、ということです。出血等の緊急事態も可能性がゼロではないので、そのような異常があった時にすぐ診て頂ける為です。
ただし気をつけなくてはならないのは、緊急の場合以外は診察には必ず予約が必要となります。初診であっても日本のように保険証を持って予約なしに行くということはできません。そこで必ず電話で初診の予約をしましょう。看護婦(Registered Nurse)や助手(Aide)は手すきでも、産科医(Obstetrician)の場合は1、2週間ぐらい、混んでいる医院であれば3週間先になってしまうこともありますので、早めに予約するのにこしたことはありません。
産科医ももちろん、あなたが加入している保険の利く産科医である必要があります。加えて産科医は特定の病院でしか医療活動ができませんので、産科医を選ぶということはすなわち、あなたが出産する病院を選ぶということになるのです。考え方としては、産科医は妊娠経過をチェックして頂く為に通い、そして実際の出産は設備の整った病院で行うのが通常である為、まずは自分が出産したいと願う病院を選んでから、その病院と提携している産科医を選ぶことが肝要かと思います。
また、日本では産婦人科医でくくることが多いですが、ここアメリカでは産科医(Obstetricianを略してOB)と婦人科医(Gynecologist)を区別していますので、予約の際は間違えないように注意してください。
またアメリカの助産婦についてですが、近年アメリカでは助産婦による出産が微増しています。原因にはいくつかありますが、まず妊婦検診の際に医師よりも時間をかけて妊婦さんの状況を詳しく聞いてくれること、また産科医にかかるよりも細かい配慮による出産援助が受けられることです。
アメリカの助産婦は日本の助産婦さんよりも業務範囲が広く、妊娠の診断、妊婦検診、出産はもちろんのこと、婦人科検診、処方箋、簡単な病気の治療等も外来で行っています。予約や保険については、医師の場合と同様です。自宅や産院での出産はほとんどなく、通常は提携する病院の産科病棟を使って出産を扱っています。
コラム「妊娠:初診」へ
と思ったら、まずは妊娠判断キット(Pregnancy Test Kit)を購入し、自分で検査してみましょう。この妊娠判断キットは2セットで$20程度です。このテストは妊娠反応に対してとても精度が高い(もし妊娠反応が出たとすると、妊娠の確立が98%前後)のですが、もし反対に妊娠反応がネガティブであっても妊娠している可能性あり、という性質があります。なのでテスト結果が×であっても、妊娠している可能性がゼロではないことも覚えておいて下さい。
そこでまず、アメリカで未だ一度も医者にかかったことのない方は、なるべく早いうちに家庭医(Family Doctor/Practitioner)を見つけ、決めておきましょう。
家庭医はほとんどの場合、個人もしくは小人数で病院を経営しており、子供から年寄りまでの一般的な病気を対照としています。またあなたに専門医の治療が必要と判断されれば、紹介状(Referral)を書いてくださいます。
例えは妙ですが、「病気の交通整理」もしくは「中継点」のようなお医者さんですね。
この家庭医は日本で言うところの内科小児科に近い存在ですが、交通事故等の緊急な場合を除けば、癌でも風邪でも結膜炎でも、まずは家庭医の診察から始まります。実際この家庭医からの紹介状がないと、専門医や大学病院などでは診察してもらえないのです。
最初あなたのまわりで家庭医を探すのは苦労するかもしれません。条件としては家から通える範囲であることはもちろん、自分が加入している保険がきく医師であることです。どの医者にかかっても保険が利くプラン(PPO)もありますが、通常はHMOの保険に加入し、そのネットワークに入っている医者に診ていただく方が安くてすみます。このネットワークに入っている医者は、保険会社に依頼すれば医師のリストを送ってくれますが、現在ではインターネット上でも簡単に調べることが出来ます。
出産や病気になってからでは大変ですから、何もないうちに最低でも自分の家庭医としたお医者さんに目をつけておきましょう。家族の誰かが家庭医にかかっていれると、他の家族も同じ先生に診てもらうことができます。
妊娠した場合は、保険会社によって紹介状がないと産婦人科に行けないパターンと、紹介状なしに産婦人科に行けるパターンがあります。紹介状が必要であるかどうかは自分が加入する保険会社に聞いてみるのが一番よいかと思いますが、通常は病院の受付の人でも知っているはずです。
家庭医の紹介状(Referral)が必要なパターン:
最初家庭医に連絡をし、妊娠の可能性があることを伝えましょう。その医院で妊娠反応をみる為の血液検査をしてもらう場合、その時点で予約を取ります。もし医師が指定する検査所へ行くよう言われたら、家庭医の受付で検査依頼書(Lab Slip)を頂いてから指定の検査所に行きます。
検査結果は院内であればその場で、検査所であれば通常翌日に分ります。検査結果が「妊娠」であった場合、産科医に予約をとりましょう。家庭医が産科医に紹介状を書いてくれるはずです。
家庭医の紹介状がいらず、直接産科に行けるパターン:
産科医に関してはとりわけ大切なことは、自宅から近いところにあるか、ということです。出血等の緊急事態も可能性がゼロではないので、そのような異常があった時にすぐ診て頂ける為です。
ただし気をつけなくてはならないのは、緊急の場合以外は診察には必ず予約が必要となります。初診であっても日本のように保険証を持って予約なしに行くということはできません。そこで必ず電話で初診の予約をしましょう。看護婦(Registered Nurse)や助手(Aide)は手すきでも、産科医(Obstetrician)の場合は1、2週間ぐらい、混んでいる医院であれば3週間先になってしまうこともありますので、早めに予約するのにこしたことはありません。
産科医ももちろん、あなたが加入している保険の利く産科医である必要があります。加えて産科医は特定の病院でしか医療活動ができませんので、産科医を選ぶということはすなわち、あなたが出産する病院を選ぶということになるのです。考え方としては、産科医は妊娠経過をチェックして頂く為に通い、そして実際の出産は設備の整った病院で行うのが通常である為、まずは自分が出産したいと願う病院を選んでから、その病院と提携している産科医を選ぶことが肝要かと思います。
また、日本では産婦人科医でくくることが多いですが、ここアメリカでは産科医(Obstetricianを略してOB)と婦人科医(Gynecologist)を区別していますので、予約の際は間違えないように注意してください。
またアメリカの助産婦についてですが、近年アメリカでは助産婦による出産が微増しています。原因にはいくつかありますが、まず妊婦検診の際に医師よりも時間をかけて妊婦さんの状況を詳しく聞いてくれること、また産科医にかかるよりも細かい配慮による出産援助が受けられることです。
アメリカの助産婦は日本の助産婦さんよりも業務範囲が広く、妊娠の診断、妊婦検診、出産はもちろんのこと、婦人科検診、処方箋、簡単な病気の治療等も外来で行っています。予約や保険については、医師の場合と同様です。自宅や産院での出産はほとんどなく、通常は提携する病院の産科病棟を使って出産を扱っています。
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